奇遇にも私が40の誕生日を迎える今年、バンド結成10周年を迎えたJonaとClaireのためにYACHTのロゴに少し変化を加えたバージョン”wire”をデザインしました。(下のフライヤーデザインは私によるものではありません)
NASAとThe Washington County Museumの新しいアドキャンペーンのデザインが公開されました。Hubble Space Telescope: New Views of the Universeの展示は11月17日より開催。
最近は多くのアイデンティティデザインも行っています。東京のMichael Holmes Photoのロゴとアイデンティティシステムが完成しました。
こちらも仕上がったばかりの、代官山ヒルサイドテラス内にあるバスク料理レストランLe Comptoir Occitanのためのアイデンティティと関連するデザイン。
とってもエキサイティングなお知らせ:Vermont College of Fine Artsの教員として勤めることになりました。10月現在、グラフィックデザインの美術学修士号プログラムを担当します。この大学は学内での研修期間を短くまとめたプログラムを実施しているので、ベルモントと東京の両方で教えることになります。

近頃執筆をしたデザイン批評『Japanese Graphic Design: Not in Production』がNéojaponismeに掲載されました。後に続く6つの補足記事では、私が日本で最も素晴らしいと思うコンテンポラリーグラフィックデザインを紹介をしています。
I have a new essay up on Néojaponisme called “Candid Thoughts on the 2020 Olympic Logo”.
ドイツの雑誌『Slanted』の最新号に、”Japanese Graphic Design: Not In Production” という14ページの独立セクションを寄稿した。この特集記事は、過去10年に渡るグラフィックデザインの回顧記Graphic Design: Now In Production、Zombie Modernism 2.0、そして、シンプルな定型的デザインではない、グラフィックデザインにおける多義性と矛盾への熱望に対する私自身の回答を執筆している。
内容は、GD:NIPの視野の狭い視点について熟考したタイトル・エッセイ、小規模なスペインの出版物に記した、Experimental Jetsetの作品に関する “With A Spatula In Her Hand” というエッセイ、そして、現在の日本におけるいくつかの最もエキサイティングな実践をハイライトする豊富な画像を含む、現代の日本のグラフィックデザインに関する大規模な調査となっている。
抜粋:
「方法論的に、様々な実践、プロジェクト、方法論やビジュアル・トレンドに関する短い文章をまとめることはとても容易な仕事だ。実践的なグラフィック・デザイナーとして、私は本書で扱われているプロジェクトのうちの軽く90%を知っていた。無論、500の題材に関する500の短い文章を執筆するには時間がかかるが、全ては容易な目標に過ぎない。本書および展覧会に本当に欠けているものは、範囲の感覚である。『Graphic Design: Now in Production』は、北アメリカおよび西ヨーロッパよりの視点で示しており、その他世界の多くの作品群を避けている。はっきりと不足している点は、アフリカ、アジアおよび南太平洋における近年のグラフィックデザイン活動への多くの言及だ。現時点での有力なトレンドについて短文形式で執筆する上では、文化的生産の一分野への何らかの総体的なアプローチを示すため、その構想には確固とした戦略的思考を持たなければならない。無論、文章は短く簡素であっても良いが、カバーする題材については広範囲に及ぶ必要がある。」
「マクロレベルで観察した場合、ある国々が貧乏くじを引く。韓国がそのひとつであり、このカタログには一切含まれない。Ahn Sang-Sooは、この国における最も影響力のあるグラフィックデザイナーであり、その作品は、グラフィックデザインを高まる興味の一分野として変革し活気付けたにも関わらず、言及されていない。SulkiやMin Choiのように海外で学んだ、より若く知名度のある韓国のグラフィックデザイナー達は、とても決定的で広く知られている美学的・方法論的アプローチを定義付ける上で貢献したにもかかわらず、言及されていない。Ondol/A Few Warm Stonesのように、知名度は劣るが、同様の影響力を持ち、とても参加型のプロジェクトもまた、無視されている。要するに、送られているメッセージは、『ありがとう韓国。私たちは喜んであなた方の留学生を受け入れる。だが、あなたの国からの何らかの貢献を認めることはあり得ない。』といったものだ。」
「他のあまりにも多くの国々からの貢献についてもまた欠けている。例えば、エチオピアおよびエリトリアの音楽パッケージングについての入手しやすいソフトウェアおよびコンピューティングの影響、タイのシグネチャ・ランドスケープ、シンガポールでのブランディングなど、無数にある。ニュージランドは、デヴィッド・ベネウィズによるジョゼフ・チャーチワードに関するモノグラフ作品を通してランダムなシングル・ヒットを得たが、ニュージーランドを代表するタイプ・デザイナーであるKris Sowersbyに関する言及は無い。私が居住する日本に関しては、カタログ内に1件だけ言及があるが、短かすぎる上に完全には正確ではない…」
I contributed a 14-page standalone section to the latest issue of Germany’s Slanted magazine called Japanese Graphic Design: Not In Production. This feature stands as a critical response the current graphic design retrospective of the past ten years Graphic Design: Now In Production, Zombie Modernism 2.0 and my desire for ambiguity and contradiction in graphic design, not simplistic formula-based design.
カナダのRain Clothing Co.のロゴとアイデンティティ。