2008年夏の第11号を皮切りに行われた『Rap-Up』誌のリデザイン。
この化粧直しは読者の年齢層が上がり、傾向的にも洗練されてきたことから、より上品かつ都会的なセンスへと移行するために行われた。その際には非常に形式化された専用のグリッドを設けて新しい書体規格を練り直し、今までにも増して緻密な配色を導入し、アーティストによる写真にも新しいアプローチを採用した。
リニューアル後2冊目となる冬の号には、TAGレコードとTAGボディスプレーのブランドコンテンツからなるプロモーション用の別冊も綴じ込まれた。
Y世代をターゲットにしたヒップホップとR&B系雑誌『Rap-Up』の2004年から現在に至るまでのアートディレクション、ブランドディレクションとグラフィックデザイン。この雑誌のアートディレクションには創刊当時から携わっており、題字、書体、季節ごとの配色指定に加えて、後には11号を通して行われたエディトリアルデザインの刷新も手掛けている。
この雑誌の当初の雰囲気は圧倒的にポップで、明るい色使いと表現力豊かなディスプレイ書体を使用することによって、常に強い存在感を放っていた。
『Rap-Up』にはその他にもポスター、印刷広告、アパレル、放送デザイン、ウェブサイトのデザイン・開発など、様々な分野のデザインを提供している。
イタリアの高級車メーカー、アルファロメオのハイクラスなコンパクトカー「Mi.To」のアウトドア展開のためにQoobから依頼された短編映像。こちらはネット上だけでなくイタリアの巨大電光掲示板でも流された。音楽はE*Rockが提供。
ポートランドの映像制作会社、Peripheral Produceの通信販売カタログ。この冊子はスプリットファウンテン技法を使用して印刷されており、二色のインクがグラデーションを織りなしている。
こちらは今も継続的に請け負っているポートランド・ドキュメンタリー・アンド・エクスペリメンタル・フィルム・フェスティバルのアイデンティティデザイン。このアメリカでも最大級の映画祭のビジュアルアイデンティティは私が2004年以来手掛けているもので、毎年ロゴを一新し、それに伴いロゴ、書体、配色、ポスター、はがき、チラシ、映画館用のPRスライド、アパレルグラフィック、チケット、各種パス、プログラム、パンフレット、そしてイントロ・アニメーションなどからなるトータルなアイデンティティパッケージを展開していく。
過去に使用されたイントロ・アニメーションはこちらで見ることができる。
オレゴン州ポートランドにあるOpen Hands Acupuncture(鍼灸院)のアイデンティティデザイン。このアイデンティティパッケージはレターヘッド、封筒、看板、名刺、そしてウェブサイトによって構成されている。こんなに親切な方々に針を刺されるという経験はなかなかできるものではない。
ロサンゼルスにある建築事務所、NLAの総合的なアイデンティティ。このアイデンティティパッケージにはレターヘッド、ファックス用カバーシート、送り状、封筒、窓付き封筒、メモ用紙、メモカード、名刺、それに宛名ラベルが含まれている。またウェブ上でも会社の認知度を高めるべく、ネイト・ビーティーと共にXMLを活用したフラッシュウェブサイトを制作した。
ナイキ・アジア・パシフィックの2009年レディースライン用にデザインした書籍、CDとバッジ。この企画ではPlazmのジョッシュ・ベルガーとコラボレートすることで、女性同士の絆とスポーツへの素晴らしい讃歌を作ることができた。
全体を通して使用されている素敵な写真の数々は、ポートランドの写真家アンソニー・ジョージスによるもの。書籍には種々の用紙と印刷技法が活用されている。
Nike SB Picturesのアイデンティティ。Brand New Schoolの依頼によるマックス・エーデンベルガーとのコラボレーション作品。